
八松美佐子さん―
高知県生まれ。
濱長の若女将

―若女将になって良かったと思う瞬間を教えてください。
Y:濱長のためにということもあるのですが、一番は高知県の観光の為になっていると感じた時です。それは、これからも変わらないと思います。
―苦労した出来事などを教えてください。
Y:苦労はたくさんしましたね。いざ、再出発の話が持ち上がって半年足らずでオープンまで漕ぎつけました。この間、お客様への対応、従業員の育成、料亭としての体制、内装など、抱える仕事を言い出すとキリが無いほどありました。中でも一番苦労したことは、帳場・接客担当・厨房の足並みを揃え、伝達ルートを確立することでした。
―接客の時大切にしていることは何ですか?また、座右の銘などはありますか。
Y:座右の銘は、「臨機応変」。当たり前ですが、接客業には正解などありません。お客様に心底喜んでいただけるようにすることが私どもの使命です。なので、お客様一人ひとりに合わせた接客と機転が重要になってくると思うんです。簡単そうですが、全てのお客様に満足してもらうことは決して容易ではありません。今宵来ていただいたお客様に最高のサービスを提供するということを心がけています。
―今後の活動についてお聞かせ下さい。
Y:古きよき時代に愛された料亭文化と、現代の趣向に合わせた文化を組み合わせて、新しい料亭の形を作り上げていきたいと思っています。料亭といえば一般的にはメニューが無かったりするものですが、「濱長」では料金、メニューを明確にし、お客様に気軽に楽しんでいただけるようにもしていきたいですね。
そして今後は芸者をもっと増やして、芸者という職種に誇りが持て、憧れられるような存在にしていきたいと思っています。