

くらしのかたち テーブルギャラリー
高知市葛島1-9-24
088-882-7030
10:00~17:00
日・月曜休み(企画展の期間中は無休) P有り
http://k-tablegallery.com/


ひと昔前までは実用品として日常生活に無くてはならない存在であった竹細工。竹籠のように一つひとつ手造りで生産される生活実用品に取って代わり、現在ではプラスチック製品がその大半を占めています。それに伴って熟練した技術を持つ職人も少なくなり、竹細工のほとんどは工芸品や芸術品としてわずかに残っているだけとなりました。
そのような中、高知市鏡(旧鏡村)吉原の下本一歩さんの手によって生み出されるのは、手造り竹細工による生活雑貨たち。お箸・スプーン・お玉などの全てが温かみのある竹で作られています。
金属製やプラスチック製スプーンを口に入れた瞬間に感じる冷たさが嫌で、それなら自分が使って満足できる物を作ろうとこれらの製作を始めた下本さん。取材時には「削り」が終わったスプーンを燻している最中でした。燻す事により防虫・防カビの効果があり、また何と言っても独特の色目が付くことで個性のある仕上がりとなります。下本さんの作る竹細工には全てこの「燻し」が入り、素材が本来持つしなやかな質感に加えて、寒い冬には温かさを、暑い夏には清涼感を感じさせます。また使い込むことでさらに味わいが深まるため、日用品として長く付き合う楽しみも。
下本一歩さんの商品は現在、高知市葛島にある「くらしのかたち テーブルギャラリー」にて購入できます。こちらには竹細工のほか、自宅前の炭窯で作った木炭や竹炭もあり、ひと味違ったプレゼントとしても喜ばれるのではないでしょうか。毎日身の回りに置いて使うモノだからこそ厳選し、こだわりのある生活を送ってみませんか?