

2005年 セラピードッグ協会の講習受講
2009年 セラピードッグの活動開始
高知市小石木町260
088-834-0493

動物と触れ合うことで「心が和んだ」「落ち着いた」という経験を持つ人は多い。そういった感覚が様々な病気の回復に役立つとされ、現在では医学的な治療法のひとつ「動物介在療法」として注目されている。なかでも訓練を受けた犬たちは「セラピードッグ」と呼ばれ、病気やケガ、または精神的な傷を受けた人たちの心と体を癒す働きをしている。
その育成を行い、セラピードッグとともに県内の病院などへの訪問活動を行っているのが三宮富美さんだ。三宮さんがセラピードッグを知ったのは5年前。テレビ番組で取り上げられていたのを見て、活動を決心した。子供の頃から犬が大好きだったという三宮さんは、この活動に強く心を打たれたという。そして何かの縁なのか、自身で飼っている犬の母親は、なんと現役のセラピードッグだった。
不思議な廻り合わせを感じながら2009年2月より本格的な活動をスタート。以来、仕事をこなしながら月に2回ほどの訪問を続けている。高知ではまだ認知されていないのが現状だが、一番の喜びは年配の方々の笑顔を見た瞬間と語る三宮さん。入院のために好きな動物と自由に触れ合えない人など、犬たちの温もりや愛情を必要としている人はたくさんいる。その一方で全国では毎年何十万頭もの犬猫が殺処分されており、高知はワースト5に入るという状況。犬たちの活躍によってそれらにも変化が起こることを願い、動物を通じて命の大切さを知ってもらうふれあい会なども行っている。
セラピードッグの活動は犬を飼っていない人も参加可能とのこと。三宮さんの想いはゆっくりと、それでも着実に広がってゆくだろう。