

野村煎豆加工店
高知市大津乙1920-3(高知県食品団地内)
088-866-2261


高知県民なら誰もが知っているミレービスケット。昔ながらの変わらぬ味を守り続けているのは、高知市大津の食品団地にある野村煎豆加工店。高知県下に卸されているミレービスケットは全てここから出荷されています。
豆の野村は大正12年に豆類の加工販売を行う野村商店として創業し、数々の豆菓子や甘納豆を製造してきました。ミレービスケットを扱い始めたのは昭和30年頃だそうですが、このミレー、実はもともと明治製菓が作っていたものだとか。名古屋の三ツ矢製菓が生地生産を引き継ぎ、その生地を今では全国でも数件になったミレー製造会社に配送、その後加工販売されているのです。
さて気になるのは製造過程。大きな鍋を使い、届いた生地を170~180℃の植物油でカラッと揚げていきます。続いて菓子職人がこだわりの海水天日塩をサラサラと振って味を整えるという、いたってシンプルなもの。しかしこれは決して誰にでも出来る作業ではなく、長年の感を要するまさに職人技。ほんのり甘いビスケットと絶妙な塩加減の出会いによって、さらに独特の旨みが増すのです。
このミレーには長い歴史があり、県内のスーパーには必ずあると言っていいほどメジャーなお菓子。高知の人にとっては子供の頃より慣れ親しんだ思い入れの深い味です。県外に出ても「この味が懐かしい」と、帰郷の際にはたくさん購入する方もいらっしゃるとか。
お口にポイッ! サクサクッ! 10円玉ほどの花丸型は食べやすさ抜群。飽きのこない昔懐かしの素朴なミレービスケット。その風味はどこまでも優しく、あなたの心にそっと寄り添い続けます。