

高知県を代表する景勝地、桂浜。高知市の南部・浦戸に位置し、太平洋に面した雄大な景色が見どころ。月の名所として名高く、中秋の名月にはススキを砂浜に配してのお月見も開催される。桂浜周辺は桂浜公園と呼ばれ都市公園として整備がなされており、観光地でありながら、野生のウミガメが産卵に来ることもある自然豊かな場所でもある。敷地内には桂浜水族館や土佐闘犬センター、坂本龍馬記念館、国民宿舎桂浜荘なども併設。龍頭岬より大海原を見据える坂本竜馬像は、幕末ファンならずとも必見。


県民なら一度は訪れたことがあるであろう、名勝桂浜。そんな桂浜を船から眺めてみるのはいかが? NPO法人 『きらり こうち 都市づくり』の運営するきらり1号に乗って、龍馬が船で帰郷した折に立ち寄った場所を辿ってみよう。
九反田・堀川から出発し、桂浜・龍馬像を沖より望む80分の遊覧コース。冬場は空気が澄んでいるので、ロケーションを楽しみたい方にはおすすめの季節。
御畳瀬漁港手前の浅瀬に、船でしか見られない龍馬ゆかりのスポットがある。芸州藩の震天丸を借り、1000丁のライフル銃を積んで帰ってきた際に停泊したといわれる袂石(たもといし)。ここから小船に乗り換えて対岸に入り、脱藩以来5年半ぶりの帰郷を果たしたという。
そして浦戸大橋をくぐると、船は土佐湾へ。浦戸を大きく回りこむと、まずは龍馬像の建っている龍頭岬の沖を通過する。生い茂った松の木の間からは、龍馬像が覗いている。実は大正時代、あまり『坂本龍馬』は知られた存在ではなかったそう。その龍馬の功績を世に示そう、と決意したある学生たちの強い意志により龍馬像の建設計画が始まったという。
船は桂浜沖をゆっくりと横切り、龍王岬の正面へ。岬の奥には、シンボリックな坂本龍馬記念館も望める。普段は見上げる角度でしか見られない龍馬像を、潮風や時には水しぶきを受けて船上から眺めるのは、とても爽快で気持ちいい。
きっと龍馬も震天丸で帰郷した時には、同じようにこの表情豊かな海を堪能し、故郷に戻ってこられたことを喜んだに違いない。
「海上から眺める桂浜」、みなさんもぜひ体験してみて。
桂浜のシンボルとも言えるのが、龍頭岬に建立されている坂本龍馬像。銅像の高さ5.25メートル、台座を含んだ全体の高さは13.4メートルに達する堂々たるもの。実は大正時代、あまり『坂本龍馬』は知られた存在ではなかったそう。その龍馬の功績を世に示そう、と決意した学生たちの強い意志により龍馬像の建設計画が始まったという。地道な募金活動により昭和3年5月27日に完成した龍馬像は、その後の戦争による銅像の供出も特別に免除されて、現在まで至っている。
龍馬像のふもとから龍馬になりきって見下ろす太平洋も良いけれど、龍王岬からの景色もおすすめ。砂浜に整備されている遊歩道を、桂浜を左に見ながら歩いていこう。桂浜水族館を横切りさらに行くと、見えてくるのが竜宮橋。橋を渡ると階段になっており、岬のてっぺんにある展望台まで登ることができる。太平洋に張り出している龍王岬展望台からの眺望は格別で、真っ青な海面が太陽の光を受けて乱反射を繰り返す。桂浜は外海に面しているため波も高く、展望台から崖下を見下ろせば、迫力満点の太平洋の荒波を感じ取ることができる。
| 名称 | 白砂青松 桂浜 | フリガナ | ハクシャセイショウ カツラハマ |
| 住所 | 高知県高知市浦戸桂浜 | TEL | 088-823-9457 |
車/高知道高知ICから30分
公共交通/土佐電気鉄道はりまや橋電停から徒歩すぐのバス停:南はりまや橋→県交バス桂浜行きで30分、バス停:桂浜下車、徒歩5分