

1981年 高知グリーンハウス勤務
1988年 フラワー装飾一級技能士取得
1996年 帯屋町に「JOUJOU mitouko」オープン
2000年 オランダが実施の世界レベルの資格「ダッチ・ディプロマ」取得
2002年 現在ある、はりまや町に移転オープン

はりまや町のメインストリートでひときわ存在感を放っているお店がある。生命力溢れる植物や美しく咲き誇る花々の息づかいとともに、個性的な雑貨の存在感が一体となった空間だ。平成8年にオープンした「JOUJOUmitouko」。オーナーの山口京子さんが手掛けるのは、ブライダル、ウィンドウディスプレイ、ガーデニング、フラワー教室と幅広い。
両親ともにデザインに携わるという環境に育った山口さん。東京にあるファッション関係の短大からパリ留学を経て、母の経営する「ブティックミツコ」に勤務。27歳で結婚し、嫁ぎ先が園芸店を営んでいたことから一転、花の世界への扉を開くこととなる。
「どうせやるなら」と、国家資格のフラワー装飾技能士一級を取得。さらに世界中のフローリストたちが目指す試験といわれるダッチ・ディプロマに挑戦。園芸先進国オランダにてその技術を認められたのは46歳のことだった。
ブティックを経営していた母の引退が決まった時、自身にとっても愛着のあるお店を残したいと考えた山口さんは、何と準備期間約一ヶ月で花屋さんを開業。当初は切り花などの小売販売からスタート、その後すぐに斬新なコーディネートが注目を集め始める。パーティーの演出を担当したことがきっかけでブライダルの仕事を依頼されるなど、類稀なるセンスで今や不動の人気を得ている。
根底にあるのは「小さなお店でもいいからお客様との関係を大事に、そして時間と手間を惜しまず納得するものを創っていきたい」という想い。温かな笑顔から、出会いを一つひとつ大切に築き上げてきた真摯な姿が見えた気がした。